ファイテックス・ダンパー各部の特長
すべて同じ構造、同じ品質、ストリートからGT、フォーミュラレースまで幅広くサポート

■1[減衰力アジャスター]
セパレートタンク(ST/EX/EX-G)タイプは、ピストンロッドの伸び側の減衰力のみを調整。ファインスポーツ(FS)タイプ、デュアルアジャスト(DA)タイプは、伸び縮み両側の減衰力を同時に調整。

■2[ダストブーツ]
高耐久ラバーを採用し、タイヤハウス内の小石、泥、砂からピストンロッドをプロテクト。

■3[ダストシール]
水や微細な砂ぼこりの浸入を防ぎ、ピストンロッドの耐久性向上。

■4[オイルシール]
耐摩耗、耐圧、耐熱、耐寒性に優れ、フリクションの少ないポリウレタンを採用。

■5[ロッドガイドブッシュ]
四フッ化エチレン樹脂コートにより、フリクションの軽減と耐摩耗性向上を実現。

■6[ピストンロッド]
スラスト荷重を受け、同時に上下運動をするピストンロッドは、とても過酷な条件で使用されています。FIGHTEXダンパーピストンロッドは、特殊熱処理を施した高強度のクロモリ鋼に高精度真円加工を行い、さらに硬質クロームメッキ(表面粗度0.3μ以内)を実施。変形やキズに強く、オイルリーク防止、フリクション低減に貢献。

■7[アジャスタブル ニードル]
30種類以上のニードルを用意。ホルダージェットとの組み合わせによりさまざまな減衰特性を実現。ストリートからGT、フォーミュラーレースまで幅広くサポート。18段階の減衰力の調整が可能。

■8[ホルダージェット]
30種類以上のジェットを用意。ダンパータイプ別、車種別に最適なジェットをセレクト。さまざまな減衰特性を実現。ストリートからGT、フォーミュラーレースまで幅広くサポート。車種によって異なりますが、最強と最弱の減衰力比は、約140%〜170%に設定。

■9[ピストンバルブ]
目的に合わせた30種類以上、ø35〜46のピストンバルブを用意。さまざまな減衰特性を実現。ストリートからGT、フォーミュラーレースまで幅広くサポート。

■10[ピストンリング]
ダンパー減衰力の個体差をなくすための重要なアイテム。気密性を確保しながら、フリクションを少なくする、そしてパーツの性能の均一化。これらの相反するテーマを、テフロンスライドリングとリバーステンションリングのW構造で解決。

■11[多段積層円板バルブシム]
サイズ(外径 厚み)の異なる40種類以上のバルブシムを用意。組み合わせにより、さまざまな減衰特性を実現。ストリートからGT、フォーミュラーレースまで幅広くサポート。

■12[シリンダーチューブ]
大径ø46(正立タイプ)わずか厚さ2mmの薄肉高炭素鋼を使用し、内部を鏡面仕上。内径ø60mmスプリング使用のためスチール製を採用。

■13[窒素ガス封入口]
Don't open.

■14[窒素ガス室]
シリンダー内のフリーピストンで仕切られ、6〜22kg/cm2で封入。急激な伸縮でもキャビテーションの発生は皆無。またシリンダー内部に入り込んだロッドの体積は、ガス室の容積変化にて吸収。

■15[ピストンシール]
低フリクションのテフロン製でフリーピストンの傾きを防止。

■16[フリーピストン]
シリンダー内で上下するフリーピストンによって、ガス室とオイル室が仕切られ、エアレーションの発生を完全に防止。

■17[セパレート タンク]
基本はメインシリンダーチューブと同一スペック。軽量化のため1.5mm薄肉設計。

■18[多段積層円板バルブシム]
セパレートタンク(ST/EX/EX-G)タイプでは、縮み側減衰力専用。組み合わせにより、さまざまな減衰特性を実現。基本はメインシリンダーチューブと同一スペック。

■19[ベースバルブユニット]

ワンウェイバルブを使用し、縮み側減衰力専用。

■20[減衰力アジャスター(縮み側)]
縮み側減衰力専用のアジャスタブルニードルがセットされ、10種類以上のニードルを用意。ホルダージェットとの組み合わせにより、さまざまな減衰特性を実現。ストリートからGT、フォーミュラーレースまで幅広くサポート。18段階の減衰力の調整が可能。

■21[アジャスターカバー]
水、小石、泥、砂からアジャスターをプロテクト。(調整時取り外して使用)

■22[セパレートタンク ジョイント]
シリンダー内部に入り込んだロッドの体積分のオイルは、ここを通ってセパレートタンク内へ移動。

■23[デュアルアジャスト ボトムブラケット]

デュアルアジャスト(DA/DA-G/EX/EX-G)タイプは、スプリングのプレロードを一定にしたままで、車高調整が可能。もちろんスプリングロワーシートでも調整可能。